ふるさとサポーターズとは?
震災から10年以上が経過し、避難先地域での慣れない暮らしから、少しずつ生活再建されている方々が全国各地にいらっしゃいます。
一方で「望郷の念を断ち切れない」という声を実に多く伺います。ふるさとサポーターズは、故郷を想う方々が県外避難者同士、県内住民、支援者とつながり、ふるさとの絆を深めることができるようにとの思いで誕生いたしました。

ふるさとサポーターズの志向
ふるさとサポーターズは、各地の支援する人・地域住民も加わって、地域を超えたコミュニティとなることを目指しています。
コミュニティというと、限られた町をイメージするかもしれませんが、オンラインで形成された「つながり・絆」もひとつのコミュニティです。
新しい生活様式が、コミュニケーションの世界を広げるきっかけになるかもしれません。

NEWS Suppport now「東日本大震災から10年」
ごあいさつ
医療ネットワーク支援センターでは、発災の翌月より被災地から首都圏に避難されている方々への支援活動を行っています。
2016年からは復興庁「心の復興」事業でいる方々の心の復興を目指し、仲間づくりや生きがいづくりを支援する各種活動を、東京・埼玉・神奈川の団体が協力して取り組んでいます。
未曾有の震災により、思い掛けず故郷を離れることになってしまった方々が、ボランティアや地域の方々とつながり、生きがいを持って活動することで、希望の輪を広げていけるよう、これからも共に歩んで参ります。
特定非営利活動法人 医療ネットワーク支援センター 一同
ふるサポメンバー 近況インタビュー
令和3年度 インタビュー
地域を超えたコミュニティふるさとサポーターズの皆さんとZoomでつなぎ、最近の生活や思いなどの近況を伺いました。
1.中田 弘子さん(仮名)
避難する前のお住まい:福島県楢葉町
現在のお住まい:神奈川県2.佐々木 由紀さん(仮名)
避難する前のお住まい:福島県大熊町
現在のお住まい:埼玉県3.吉倉 千恵子さん(仮名)
避難する前のお住まい:福島県楢葉町
現在のお住まい:東京都4.米田 里穂さん(仮名)
避難する前のお住まい:福島県南相馬市
現在のお住まい:東京都5.関 幸夫さん(仮名)
避難する前のお住まい:福島県楢葉町
現在のお住まい:神奈川県
ふるさとサポーターズの主な活動
「ふるさとサポーターズ」の活動を行うため、首都圏と他県をつなぐ地域を 超えたコミュニティ作りとして、オンライン通信を活用し、交流の幅を広げてい ます。ふるさとサポーターズとして各地域の皆さんとつながりませんか?
医療ネットワーク支援センターでは、地域を超えたコミュニティ作りのため、スマホを使ったZoomのオンライン講習会を実施しております。Zoomの導入方法・使い方もありますので、ぜひご覧ください!
地域交流や仲間づくりに役立つ趣味の教室を開催しています。 音楽や体操、手芸など専門家の講座のほかに、避難されている方が自主的な活動 として、野菜作りなどを教える講座にも取り組んでいます。 ぜひご一緒に体験してみませんか?
震災の体験を未来に生かす教訓として、小学校の授業を通じた語り部活動を実施 しています。低学年の子供たちわかりやすいよう絵本冊子を作成し、「思いやり の大切さ」と「災害への備え」を伝えています。