教育支援

生命を守るための手段を学ぶため、避難訓練に参加する機会は多くありますが、災害時に自分と周囲の人の命を守る「助け合い」、そして普段から社会性と共に地域を担うといった意識による「防災力」の向上が大変重要とされています。
私たちはこのような「防災力」を、次代を担う子ども達や市民へ向けて東日本大震災の生きた教訓を通じて伝えていくことに取り組んでいます。

主な取り組み内容

防災の教訓を伝える取り組み

私たちは、東日本大震災の発生から11年間、復興庁・福島県と共に避難者支援事業を継続して参りました。
避難者支援事業*1を通じて培ってきた防災に関する知見を基に、防災教育サイト『コミカレ』を立ち上げ、学校現場の防災教育にて活用できるよう、主に小中学生を対象とした「身近な地域の災害リスクを認識していただくための動画教材・ブックレットや指導マニュアル」を提供し、多忙な先生方を支援します。

*1 復興庁「心の復興」事業、福島県 ふるさと・きずな維持・再生支援事業など

防災教育支援(総合学習)

小中学校での生きる力を育むため、震災を体験した避難者による生の声を活かした語り部授業、ICTを活用したカリキュラム例の紹介および授業へのT2※1としてのオンライン指導サポートを実施しています。

※1 ティームティーチング:2人以上の教員がチームを組み、児童生徒の教育に責任をもって当たる協力型の授業組織

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語り部講師紹介(被災体験)

未曽有の大災害となった東日本大震災から11年。
人々の記憶や関心が薄れ、震災を振り返る機会が減少傾向にあります。生きる力を育むため震災を体験した避難者による生の声を活かした語り部講師の紹介を行なっています。

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防災教育教材提供

自然災害と共に暮らしてきた経験をもとに、「日頃の備え」「避難生活の共助」「情報リテラシー」などさまざまな観点から防災教材としてまとめ、提供しています。

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教員研修支援

教員の防災教育にお役立ていただくことを目的に、東日本大震災の被災地を訪問し遺構を見学しながら、当時福島にいらっしゃった先生に震災経験を伺う研修ツアーを実施しています。

『教員研修支援(コミカレ)』の詳細はこちら

教育支援に関するお問い合わせ

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