「健康情報ネットワーク研究会」は、京都大学大学院 医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野の委託研究であり、健康情報ネットワーク構築のためのシステムとコンテンツの開発のため、期間限定で設立された会です。
京都大学大学院 医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野 委託研究
研究期間
2010年6月1日~2011年3月31日
研究題目
健康情報ネットワーク構築のためのシステムとコンテンツの開発。
研究目的及び内容
生活者主体の健康増進や疾病予防・自己管理を推進するための健康情報ネットワークにおけるコンテンツとシステムの構築に向けた基盤整備。
研究内容
ヘルスケア専門家(臨床医療・公衆衛生)、ICT企業、NPO、患者組織、行政、マスメディアとの協働によるブレーンストーミング、既存のエビデンスの包括的レビュー、定量・定性的調査を実施し、課題と対応策の具体化を進め、生活者主体の健康情報ネットワーク構築の目指すべき方向性を提案する。
研究担当者
京都大学大学院 医学研究科 社会健康医学系専 健康情報学分野 教授 中山 健夫氏
共同研究
・健康情報ネットワーク研究会 会長 江澤 郁子
・医療ネットワーク支援センター 理事長 人見 祐
研究内容詳細
調査
生活者主体の健康情報ネットワーク構築の目指すべき方向性検討のため、一般市民が健康情報をどのように取得し、 活用しているか、また、その情報が与える行動や意識の変化等の影響について調査する。調査項目は有識者への取材調査で検討。
■有識者への取材調査
対象: ヘルスケア専門家(臨床医療・公衆衛生)、ICT企業、NPO、患者組織、行政、マスメディアなど
■健康情報のエビデンスについて、既存の統計、先行する研究等の文献に関する包括的レビュー、および定量・定性的調査
■一般市民が健康情報をどのように取得し、活用しているかについてアンケート調査
手法: インターネット
対象: 一般市民、患者
分析
本研究における調査結果の分析を行い、一般市民を交えたブレーンストーミングにて課題と対応策を検討。
ブレーンストーミング
【参加者】
・京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野 教授 中山 健夫氏
・(独)国立長寿医療研究センター臨床研究 治験推進部長 細井 孝之氏
・ヘルスケア専門家(臨床医療・公衆衛生)、ICT企業、NPO、患者組織、行政、マスメディアなど
研究報告
生活者主体の健康情報ネットワーク構築の目指すべき方向性の提案についてのまとめをWebサイトで報告。
健康情報ネットワーク研究会 一覧
・第1回健康情報ネットワーク研究会『情報受信者へのインタビュー〜健康情報の取得と活用の現状を考える〜』
・第2回健康情報ネットワーク研究会『健康情報が与える行動への影響』
・第3回健康情報ネットワーク研究会『これからの情報インフラ~行政における地域のネットワーク~』
・第4回健康情報ネットワーク研究会『これからの情報インフラ ~医療情報のあり方~』