2011年3月4日

第4回健康情報ネットワーク研究会

「健康情報ネットワーク研究会」については、こちらをご覧ください。

テーマ『これからの情報インフラ ~医療情報のあり方~』

日時
2011年3月4日(金) 18:00〜20:00
場所
新宿三丁目貸会議室ルーム702
参加対象
医療従事者、健康関連企業、ICT企業、他情報受信者など
プログラム

あいさつ・講師紹介

講演
「これからの情報インフラ ~医療情報のあり方~」
情報を発信する側と受信側のつなぎ役(つなぎ方)の重要性についてご講演いただきました。

ディスカッション
「情報の役割とヘルスリテラシー向上への取り組み」

情報の役割について
情報を発信する立場の細井先生のご講演に続き、情報を受信する側の「ヘルスリテラシー」について、子供の頃から健康や医療に関する基礎力をつけることの大切さ、年代に応じてのリテラシーを持つことの重要性等を中山先生よりご発言いただきました。

消費行動の変化について
「AIDMA理論」ではなく、「Search」「Action」「Share」に置き換えた「情報」を軸とした新たな消費行動プロセスが展開していくなかで、健康情報に置き換えた時に「Share=共有・共感」の重要性や、「Search=情報収集」では”検索リテラシー”について、ご意見ご発言があり、参加者の皆様と活発なディス カッションがされました。

学校教育におけるヘルスリテラシー向上への取り組みについて
京都大学中山健夫先生より学生のヘルスリテラシーの現状について伺いました。この話題のディスカッションの中で、今後の本研究会で取り組む活動として、ヘルスリテラシー教育(仮称)のための冊子作りが有益ではないか、とのご意見があり、具体的な検討を予定することになりました。

質疑応答


【講師】
・独立行政法人国立長寿医療研究センター 臨床研究・治験推進部長 細井 孝之氏
【座長】
・京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 健康情報学分野 教授 中山 健夫氏
【アドバイザー】
・健康情報ネットワーク研究会会長/日本女子大学 名誉教授 江澤 郁子氏
・別府大学 大学院文学研究科/元国立国語研究所 研究開発部 上席研究員 吉岡 泰夫氏
・日本大学 工学部機械工学科 教授 柿崎 隆夫氏
【進行】
・医療ネットワーク支援センター 理事長 人見 祐

参加企業・団体
※五十音順
・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
・NTTソフトウェア株式会社
・花王株式会社 ヒューマンヘルスケア研究センター
・社団法人葛飾法人会
・株式会社ザ・プランズ
・東京骨を守る会
・パナソニックヘルスケア株式会社 ・森永製菓株式会社