テーマ『医療コミュニケーションとインフォメーション・マネージメント』
現在、医療現場では、個人情報保護法に対する過剰反応が取りざたされています。
個人情報保護法の「目的」の最後には「個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護すること」とうたわれていることからも、 何のための、誰のための情報かを、再び考える必要があると言えるでしょう。医療現場においては、 医療従事者による情報の共有化が不可欠であります。
本セミナーは安心・安全な医療、心あたたかな医療の実現のために、医師、看護師、言語学者、法律家、 市民等さまざまな分野のパネラーと共に看護倫理に根ざした思考プロセスにもとづく「言葉によるコミュニケーション」や「情報の管理」を考察いたしました。
- 関連サイト
- プライバシーポリシー対策支援ネット
- 日時
- 2006年3月11日(土)
- 場所
- こまばエミナース
- 参加対象
- 医療・看護・介護従事者および市民
- プログラム
講演1 『心あたたかな医療を求めて』
作家 遠藤 順子氏(故遠藤周作夫人)講演2 『言葉による医療コミュニケーション』
国立国語研究所 研究開発部 上席研究員 吉岡 泰夫氏パネルディスカッション 『個人情報の管理とは』
現場で起こりうるさまざまな事例を映像で紹介し、それらを通じて医療従事者と市民の 理想的な関わり合いについて考察します。【パネリスト】
・作家 遠藤 順子氏(故遠藤周作夫人)
・国立国語研究所 研究開発部 上席研究員 吉岡 泰夫氏
・東京大学大学院医学系研究科 客員研究員/元大阪地方裁判所 判事 稲葉 一人氏
・福島県須賀川市 公立岩瀬病院医局長 三浦 純一氏
・杏林大学医学部付属病院 看護部長 福井 トシコ氏
・北海道薬剤師協会 常務理事 有澤 賢二氏【モデレータ】
・特定非営利活動法人 医療ネットワーク支援センター 理事長 人見 祐- 主催
- 厚生労働省認定認定個人情報保護団体/内閣府認証特定非営利活動法人 医療ネットワーク支援センター
- 後援
- ・社団法人日本病院会
・社団法人日本看護協会
・社団法人東京都看護協会 - 協力
- ・株式会社明光商会