2006年7月22日

医療従事者のための健康食品セミナー

テーマ『健康食品の正しい知識』

健康食品と医薬品との相互作用や安全性に関する医療従事者への意識啓発の必要性から、セミナーや講演会の開催、BS放送への情報提供などによって情報の共有化を図り、市民への啓発にもつなげます。

日時
2006年7月22(土) 13:30〜16:30
場所
第一法規9階ホール
参加対象
医療従事者(医師・看護師・薬剤師・栄養士など)関係業界企業
プログラム

講演「健康食品の概要」
厚生労働省衛生専門官 調所 勝弘氏

講演「健康食品の適切な利用とその対応のために」
名古屋市立大学大学院講師 牧野 利明氏

パネルディスカッション「医療現場の事例から考える健康食品」
【パネリスト】
日本プライマリ・ケア学会常務理事 矢吹 清人氏
医療法人社団丹伎会丹羽クリニック院長 丹羽 正幸氏
薬剤師 堀美 智子氏
国立健康・栄養研究所健康食品情報プロジェクトリーダー 梅垣 敬三氏

座長:聖徳大学大学院教授 田中 平三氏

所管部署:厚生労働省 医薬食品局 食品安全部基準審査課 新開発食品保健対策室

共催
・財団法人 日本薬剤師研修センター
・特定非営利活動法人 医療ネットワーク支援センター
後援
・厚生労働省
・日本プライマリ・ケア学会
・実地医家のための会
・社団法人 日本病院会
・財団法人 日本訪問看護振興財団
・財団法人 日本健康・栄養食品協会
アンケート

【受講者の内訳】 薬剤師38% 営業関係10% 管理栄養士7%
研究技術・開発7% 医師2% その他

【受講者のアンケートから】
Q:患者さんへの情報提供はどのように行っていますか?
A:病院での服薬指導を行っているが、健康食品に関しては一般の人以上の知識を持っていないため特に情報提供はしていないのが現状だ(薬剤師)
A:服薬指導時に医薬品との相互作用があるものに関して説明する(薬剤師)
A:自分が勉強したことの中からデータを基に情報提供する(医師)
A:栄養指導の場で行う(管理栄養士)
A:文書で提供するが積極的にはやってない(薬剤師)
A: まずは一般的薬効についてはなし、次に患者とのコミュニケーションによって何を求めているかにより説明する(薬剤師)
A:市民講座を開催している(薬剤師)

Q:健康食品の情報収集はどのようにおこなっていますか?
A:インターネットや雑誌(薬剤師)
A:業界展示会や新聞(管理栄養士)
A:日本健康栄養食品協会の会報、食品保健指導士会会報、ホームページ(薬剤師)
A:専門分野の勉強会、影響の大きいTV番組のチェック(薬剤師)
A:厚生労働省と国立健康栄養研究所のホームページ(管理栄養士)